047.抱っことおんぶについて

前回抱っこのお話の続きになりますが、
ズバリ抱っこのベストな状態ってどういった状態?というのがありますが、前回もお伝えした通り、お母さんが「楽」っていうところなんだと思います。
どういう位置の高さがいいの?ってあると思いますが
赤ちゃんのおでこに「チュッ」と出来る高さがお互いにとってベストポジションであったりします。
赤ちゃんのおしりの穴が自分のおへその位置に向くようにすると、いいポジショニングになってくるので、位置大丈夫かな?って感じてくれるとお母さんもより楽になってくると思うんです。

「おんぶ紐」って使っていましたか?
「おんぶ」ってママの自由がききます。
意外と前抱っこより、後ろおんぶの方が体的にも楽かと思います。
おんぶって本人がしがみつくっていうところもあるので、力の分散がなされているからおんぶって楽なのかなと私は思います。
おんぶの時って、災害時などいざとなった時に、前抱っこだと自分の逃げる時の視野が子供で見えずらくなってケガにつながったりするとあったりもするので
おんぶして視野を広くして、手の自由がきくと思います。
おんぶしてあげると、子供のお母さんと同じ目線の高さになって子供の興味の範囲も広がっていいと思います。

兵児帯(へこおび)って聞いたことありますか?
その時期の赤ちゃんにその都度合わせなきゃいけない不便さはあるのですが、肩こりがなかった良さや
一枚布になっているので、上手く使って結び方を覚えなきゃいけないわずらわしさがあるんですけれども、一度覚えておくと応用がきくので
おんぶも抱っこにも両方いけますし、綿なので汗をしっかり吸収してくれるので、そういったメリットも実はあったりして
最近少し流行っているみたいです。
お手軽に購入も出来たりするので試しに遊びがてらにされてもいいんじゃないかと思います。
お子さんの体のラインにも合わせやすいし自分自身の高さの調整もミリ単位で出来ますので、兵児帯(へこおび)というのも取り入れていただきたいかなと思います。

抱っことおんぶを有効に活用していくことと、お互いが「楽」であることが大事ですね。
特に抱っこやおんぶをする方の負担にならないというのが長く続けられるコツになります。
タッチケアのメリットもありますので、たくさん取り入れていってあげたいなと思います。

抱っこのコツとかも過去のブログに書いてあったりするので”まるまるタッチ”のブログをぜひご覧ください。

【ブログ】まるまるタッチ(小森千明)
https://chiaki3.com/

【HP】小森こどもクリニック
https://komori-kodomo.com/